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脳ドック

脳卒中は「発症してから」では遅い!発症する前に予防を!

要介護5の主な原因

脳梗塞や脳出血、くも膜下出血を主とする脳卒中は「発症してから」の治療では遅く「発症を防ぐための予防」が重要です。一命をとりとめても、半身まひ・言語障害などの重い後遺症が残ることもあります。平成28年度国民生活基礎調査によると、要介護者の主な原因の第2位が脳卒中(脳血管疾患)となっており、ほぼ寝たきりの最も重い状態である要介護5では脳卒中(脳血管疾患)が30.8%を占め第1位となっています。
脳ドックでは、将来の脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)を起こす危険度が分かり、予防策を打つことができます。高齢化社会が進む現在、将来健康で明るい生活を送るためにも、脳と脳血管を一度きちんと検査しておきましょう。

※「頭痛」や「めまい」などの気になる症状のある方は予約制の脳ドックではなく、早期の受診をお勧めしております。

あなたの大切なひとのために脳卒中発症チェック「FAST」を覚えよう!

脳ドックでわかること

脳ドックでわかること

主に脳血管の破裂リスクとなる「脳動脈瘤」、血のかたまりで血管がつまる「脳梗塞」、そして「脳腫瘍」や「脳萎縮」などの有無を調べることができます。脳の中にこうした異常があることがわかれば、大きな脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、重篤な脳疾患を未然に防ぐことが可能です。脳の中の状態を調べる際には、まず「MRI」(磁気共鳴断層撮影診断)と「MRA」(MRIによる血管撮影)による検査を行います。
あらゆる方向の鮮明な断面像を撮影することができ、CTよりもさらに詳細に脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤などを発見できます。また、「頸動脈エコー(超音波)検査」により血管の弾性が失われる動脈硬化や血管のつまり具合を調べることができます。

脳梗塞

脳梗塞とは、脳の血管が突然詰まって、血流が途絶え、脳の神経細胞が死んでしまう病気です。脳卒中の中でも最も患者数が多いと言われています。脳梗塞の種類には、心房細動などの不整脈が原因となり血栓が心臓から脳に流れて詰まる「心原性脳塞栓症」、脳血管の動脈硬化が原因となる「アテローム血栓性脳梗塞」、脳内の細い血管が閉塞する「ラクナ梗塞」などがあります。

MRA画像(脳梗塞)
MRA画像(脳梗塞)
CT画像(脳梗塞)
MRI画像(脳梗塞)

脳梗塞の主な症状

脳梗塞は突然発症する病気ですが、前兆・前触れとして一時的に下記症状が現れることがあります。これを「一過性脳虚血発作(TIA)」といいます。一時的に血栓が脳の血管に詰まることで起こり、多くの場合は数分、長くても1日ぐらいで症状が消えてしまいます。
脳梗塞の典型的な症状には、意識障害、片麻痺、片側の手足や顔面の感覚障害、言語障害、失語症などがあります。ほかにも健忘症、同名性半盲(両眼とも視野の半分だけが見えなくなる状態)、複視(物が二重に見える)、ふらつき、嚥下障害などもあります。これらの症状が出たらすぐに病院へ受診しましょう。

脳梗塞の治療とは

脳の細胞は、突然血流が止まると数時間以内に完全に死んでしまい、再生は困難なため、一旦脳梗塞を起こすと重大な後遺症が残ったり、生命に関わることもあります。そこで少しでも後遺症を軽くするためには、できる限り早く治療を開始して、脳の血流を改善させることが重要です。

血栓を溶かす内科的治療「t-PA静注療法」
発症4.5時間以内

脳梗塞の治療として第1の選択となるのが、急に詰まった血栓を溶かす内科的治療「t-PA静注療法」です。「t-PA静注療法」とは、t-PA(アルテプラーゼ)という薬剤を点滴し、血栓を急速に溶かして血流を再開させる治療であり、後遺症を最小限にとどめることができます。この治療は、脳梗塞発症(症状が出てから)4.5時間以内の患者さんが治療可能となります。

血栓を取り除く外科的治療「脳血管内血栓回収療法」
発症8時間以内

「t-PA静注療法」が適応されなかった患者さんや「t-PA静注療法」の効果が得られなかった患者さんの治療として、発症8時間以内であれば、血栓を取り除く外科的治療「脳血管内血栓回収療法」が可能です。
「脳血管内血栓回収療法」とは、細長い管(カテーテル)を主に足の付け根から血管の中に挿入し、詰まっている血栓を吸引したり、金網の筒のようになっている血栓除去デバイス(ステント)を用いて、回収除去したりすることで血流を再開させることを目的とします。

再び脳の血管が詰まりにくくする治療

発症して1〜2週間(急性期)は、点滴の治療を行います。点滴は抗血小板薬、抗凝固薬(血液をサラサラにするもの)や脳保護剤を使用します。また運動障害や言語障害に対して早期にリハビリテーションを行います。1ヶ月後頃(慢性期)に、大きな血管が閉塞あるいは狭窄している場合には、「頸動脈内膜切除術(CEA)」「ステント留置術」「バイパス手術」などの手術(外科的療法)を行うこともあります。

脳出血

CT画像(脳出血)
MRI画像(脳出血)

脳出血とは、何らかの原因により脳の血管が破れて出血する病気です。そのために意識障害、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れます。血腫が大きくなると脳浮腫によって頭蓋内圧が高くなって脳ヘルニアを起こし、重い場合は脳幹部が圧迫されて死に至る可能性もあります。

脳出血の主な症状

多くの場合、頭痛、吐き気、嘔吐、片側の口角と手足の運動麻痺、感覚障害、呂律が回らないなどといった様々な症状が起こりますが、出血部位や血腫の大きさにより症状が異なります。慢性期になっても何らかの後遺症を示す患者様も多くみられます。

脳出血の治療とは

止血剤や脳の腫れを抑える薬剤(抗脳浮腫薬)の点滴治療を行います。また血圧が高いと出血が拡大する恐れがあるので降圧剤も使用します。出血が大きい場合や症状が強い場合には手術を行うこともあります。高血圧症が原因となることが多いですので、再発の防止のために高血圧症の治療を十分に行います。まれに出血の原因として脳血管に異常がある場合や脳腫瘍などがあり、この場合にはこれら原疾患に対する治療も必要です。

くも膜下出血

くも膜下出血とは、脳は外側から硬膜、クモ膜、軟膜の3枚の膜でおおわれています。クモ膜の下(内側)には脳脊髄液という液体があり、この部分に出血するのが「くも膜下出血」です。ほとんどの場合、脳動脈瘤の破裂が原因でおこります。クモ膜下出血は脳卒中(脳血管障害)の中でも最も予後が悪い病気と言われており、発症すると、死亡例が約3割、後遺症の残る例が約4割、元気に回復する方は約3割と言われています。

CT画像(くも膜下出血)
CT画像(くも膜下出血)
MRA画像(くも膜下出血)
MRA画像(脳動脈瘤)

くも膜下出血の主な症状

頭全体、時に前頭部、後頭部などに突然激しい頭痛が起こります。同時に吐き気、嘔吐、頸の後ろ(うなじ)が凝るなどの症状が起こります。
頭痛の第1の特徴は、突然起こり、それが続くことです。突然とは、家を出て3歩歩いたら頭痛が起きたというほど突然に起こります。第2の特徴は、今まで経験したことのないほど強い頭痛であることです。しかし、はじめに軽い頭痛が前駆症状として突然起こり、少したってから強い頭痛が起こることもあります。出血の量が多い時にはすぐに意識がなくなり、特に重症の場合には病院にたどり着く前に亡くなる場合もあります。

くも膜下出血の治療とは

破裂した脳動脈瘤によるくも膜下出血の場合は、再破裂予防のため、可能であれば手術を行います。通常は動脈瘤に対して、頭を開いて行う「開頭クリッピング手術」をします。最近では血管内手術といい、血管のなかへ細いカテーテルを挿入し、コイルを入れて動脈瘤の内側に詰める「血管内コイル塞栓術」を行うこともあります。どちらの方法をとるかは、患者様の年齢、動脈瘤の部位、大きさ、形、合併症などによって決まります。病状があまりにも重症の場合は、手術ができないこともあります。

未破裂脳動脈瘤

出血する前の脳動脈瘤を、「未破裂脳動脈瘤」といいます。脳ドックなどで頭部MRI検査を行うと、日本人では約5%程度の人に見つかると言われています。未破裂脳動脈瘤は、出血するまではまったく症状がないことがほとんどですが、出血していなくても脳神経を圧迫して眼の動きの障害などが症状としてでることもあります。
脳動脈瘤ができやすい体質は遺伝することがわかっています。親族がくも膜下出血になったかたは、検査によって脳動脈瘤が発見される可能性が、それ以外の方よりも多いとされています。

治療方法

ほとんどが無症状のため、必ずしもすぐに手術が必要なわけではありません。通常の脳動脈瘤が破裂する確率は1年間に約0.5〜2%程度と言われており、大きさや形状や部位によっては、経過観察が妥当と判断される場合もあります。
もし治療が必要と判断された場合は、「開頭クリッピング術」か「血管内コイル塞栓術」か、より安全に出来ると判断した治療法を選択して、それぞれの治療法の内容とリスクを十分に説明したうえで、クモ膜下出血予防目的で治療にあたるようにしています。

その他の疾患

  • 脳腫瘍
  • もやもや病

こんな方にお勧め

  • 血圧、糖尿病、血糖値、中性脂肪、コレステロール値が高い方
  • 喫煙される方
  • 毎日、飲酒の習慣がある方
  • 頭痛持ち・偏頭痛がする方
  • ご家族に、脳出血やくも膜下出血などの脳疾患の病歴のある方
  • 運動不足・肥満傾向のある方
  • 50歳以上の方
  • ストレスが多い方

料金・検査内容・所要時間

基本脳ドックコース

初めての方におすすめの基本コースです。
無症候の脳梗塞や、未破裂脳動脈瘤などの血管疾患を診断することができます。
日曜日のご予約も可能です。

料金 27,000円(税込)
検査内容
  • 脳MRI
  • 脳MRA
  • 身体測定
  • 血圧測定
  • 問診
  • 診察
所要時間 1時間未満

このコースを予約する

日曜脳ドック

標準脳ドックコース

しっかり検査したい方におすすめのコース
MRI・MRAの診断に加え、危険因子である動脈硬化を引き起こす要因である生活習慣病をチェックすることができます。また、現状を知ることで将来起こり得る脳疾患の危険性を予測することができます。

料金 43,200円(税込)
検査内容
  • 脳MRI
  • 脳MRA
  • 身体測定
  • 血圧測定
  • 問診
  • 診察
  • 頸動脈エコー(血流速度)
  • ABI/PWV(動脈硬化度測定)
  • 血液検査
  • 尿検査
所要時間 2時間

このコースを予約する

人間ドック+基本脳ドックコース

全身を一度に検査したい方にお勧めのコースです。
無症候の脳梗塞や、未破裂脳動脈瘤などの血管疾患を診断することができます。

料金 74,520円(税込)
検査内容
  • 身体測定
  • 問診・診察
  • 血圧測定
  • 眼科検査
  • 聴力検査
  • 便潜血
  • 尿検査
  • 血液検査
  • 超音波断層
  • 腫瘍マーカー
  • 呼吸器機能検査
  • 心電図
  • 胸部XP
  • 上部消化管造影
  • 脳MRI
  • 脳MRA
所要時間 約3時間〜4時間

このコースを予約する

人間ドック+標準脳ドックコース

全身を一度に検査したい、脳もしっかり検査したい方にお勧めのコースです

料金 79,920円(税込)
検査内容
  • 身体測定
  • 問診・診察
  • 血圧測定
  • 眼科検査
  • 聴力検査
  • 便潜血
  • 尿検査
  • 血液検査
  • 超音波断層
  • 腫瘍マーカー
  • 呼吸器機能検査
  • 心電図
  • 胸部XP
  • 上部消化管造影
  • 脳MRI
  • 脳MRA
  • 頸動脈エコー(血流速度)
  • ABI/PWV(動脈硬化度測定)
所要時間 約4時間

このコースを予約する

注意事項

  • 「頭痛」や「めまい」など気になる症状のある方は、予約制の脳健診・脳ドックではなく、早期の受診をお勧めしております。
  • MRI検査は、強力な磁力を用いるため、下記の項目に該当する方はMRI検査を受診することができない場合がございますので、ご予約の際に必ずご相談をお願い致します。
    • 心臓ペースメーカー、除細動器、刺激電極などを身につけている方。
    • 体内に脳動脈瘤クリップや人工関節などの金属が埋め込まれている方。
    • 妊娠している方、あるいは妊娠が疑わしい方。
    • 服用中の薬のある方は、かかりつけ医にご相談ください。
    • アイシャドウや入れ墨の中には金属成分を含んでいるものがあり、MRI検査でやけどをする恐れがあります。アイシャドウなどの化粧は検査前に落してください。
    • 閉所恐怖症の方。
    • カラーコンタクトをご利用の方は当日外してください。

予約に関する諸注意

  • インターネットでのご予約は、仮予約になります。予約はまだ確定しておりません。電話またはメールによるご確認が行われてはじめて予約が成立致します。随時ご予約を頂いておりますので、ご希望に沿えない場合もございますので御了承下さい。
  • 一週間以内に当院より予約内容のご確認が入ります。内容確認の連絡がない場合は、お手数をおかけしますが、当院まで確認の連絡をお願いします。

ご予約・お問い合わせ

ご予約は、ご来院または電話、インターネットにてお申し込みください。

横浜旭中央総合病院 健康管理部・人間ドック係
TEL 045-923-1159[直通]

受付時間 平日 10:00〜12:30、14:00〜17:00
土曜 10:00〜12:00
日曜・祝日 お休み

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